一般内科
一般内科
風邪やインフルエンザなどによる急な発熱や咳、頭痛などの症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病、また貧血や喘息、肺気腫、不眠症などといった内科全般の診療を行います。
全身倦怠感や食思不振、むくみなど、どの科を受診したらよいのか分からない場合もお気軽にご相談ください。
鼻やのどに感染がおこり炎症を起こします。
せき、たん、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、発熱、頭痛、からだのだるさ、関節痛などの症状をおこします。
また胃腸にくる風邪もあります。下痢や嘔吐などおなかの調子が良くない状態になります。
原因の9割以上がウイルスによるものです。
基本の治療は、ゆっくり休んでいただくこと、飲食をしっかりとっていただくことになります。みずからの免疫で治っていくものですが、風邪に抵抗する免疫力をサポートすることで症状が良くなるように、症状に合わせてお薬を処方いたします。
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。毎年11月~3月頃に流行します。
インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱やからだのだるさ、頭痛、関節痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。
健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。
気管支炎や肺炎などの合併症を発症しやすく、重症化すると脳炎や心不全になる場合もあります。
抗ウィルス薬と症状にあわせたお薬を処方いたします。
インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。
二次感染、合併症の予防のために、できるだけ早く受診することが大切です。
生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称とされます。高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などが含まれます。
中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたし、血液中の値が正常域をはずれて多い状態をいいます。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。
高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられます。
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
人間の身体はたくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖になります。
膵臓から分泌されるインスリンという内分泌物質が、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。
血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。
循環器内科の項目で記載しております。ご参照ください。
高尿酸血症とは、からだの新陳代謝で発生する老廃物である「尿酸」が増え過ぎている状態です。尿酸の血中濃度が急に上昇、下降する際に関節や腎臓に結晶が析出し炎症を引き起こし関節の痛みをもたらします。これが「痛風」です。
長期にわたり胃炎(胃の粘膜で炎症がある)が持続することで胃粘膜が変化してしまう状態のことです。胃がむかつく、胃が重いという自覚症状があります。多くはピロリ菌が原因となりますが、胃の機能性の低下で起こる胃の症状もあります。
胃酸(強い酸性の胃液)や胃の内容物が胃から食道へ逆流する「胃食道逆流症」の中で、食道の粘膜に炎症を起こし、胸焼けや胸の痛みなどの症状を生じる状態を「逆流性食道炎」と言います。
逆流に伴う症状があるものの、胃カメラ検査で食道の粘膜に異常を認めないものも非びらん性胃食道逆流症と呼ばれます。
蛋白尿が出ている、もしくは血液検査で一定以上の腎障害が3ヶ月以上持続する場合と定義されています。早期に症状が出現することはほとんどなく、それが慢性腎臓病(CKD)の怖いところで、患者を増加させている原因でもあります。
病因として最も多いのは糖尿病で、次に多いのは高血圧です。
そして腎臓は一度あるレベルまで悪くなると、自然治癒することはありません。放置すると進行して、透析療法や腎臓移植を行わなければいけなくなる可能性があります。
気道(肺にいたるまでの空気の通り道)の慢性的な炎症が、気道を過敏にしてゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音(喘鳴)と咳、呼吸がしにくくなる症状が特徴のアレルギー性疾患の1つです。遺伝性素因のうえに何らかの原因で気道が過敏になっているところに、ホコリやカビ、天候などで気道が刺激されることにより発作を起こす病気です。発作を繰り返すことで気道の粘膜が傷つき、少しの刺激でも発作を起こしやすくなりますので、早めの治療が望まれます。
空気の通り道である気管支や、気管支の先にある酸素を取り込むための肺胞に治りにくい炎症を生じる疾患です。肺への空気の出入りが悪くなり、息切れや咳が出てきます。長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であり、患者さんの90%以上が喫煙者です。